留保金課税とは、通常の法人税に加え、一定額を超えた留保金に10〜20%の税率で課税する制度。
一族で株を持ち合うような同族会社は利益を配当すれば株主に所得税が発生するため、社内に留保することが多い。
このため、このような課税がされることとなった。
個人や法人の三者以内とその関係者で50%超の株を保有する会社は同族会社とみなされる。
しかし、100%の子会社でも、親会社が非同族の場合は『非同族の同族』として対象外になる。
フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
きたみ りゅうじ (著)
目次
第1章 税金ってなんぞや?
第2章 カシコクいこう社会保険
第3章 記帳業務はシゴトの家計簿
第4章 ムダなく納税の青色申告
第5章 知らずにすまない消費税
第6章 いずれは見すえる法人化
第7章 しのびよる税務調査の影
出版社/著者からの内容紹介
フリーランスのライター兼イラストレーターである著者が税理士のセンセイから講義をうけ、その理解する過程をわかりやすくまとめた1冊です。自身の体験に基づいて質問し執筆しているため、「税金・社会保険の基礎知識」「帳簿」「青色申告」「消費税」「将来の法人化」などについてフリーランスの人が抱きやすい疑問や誤解をきれいに解決してくれます。
本文は、著者とセンセイによるテンポのいい“かけあい”と、多数のイラスト・4コマ漫画からなり、面倒なイメージがある申告・節税の知識を楽しんで身につけられる内容になっています。もちろん実用性も十分で、匿名を条件に出演しているセンセイが本音の節税策を多数披露してくれています。
なお平成18年の確定申告より、青色申告の特別控除が65万円と10万円の2種類に変更されました。また平成15年度に課税売上高1000万円超に該当した人たちは、平成17年分の消費税を申告しなければならなくなりました。本書はこれらの改正に対応した最新の1冊です。
内容(「BOOK」データベースより)