BSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)
従来は狂牛病と呼ばれることが多かった牛の病気。
異常プリオンタンパク質が原因で牛の脳がスポンジ状に変化する病気。
数年の潜伏期間を経て発症後2週間から半年で死に至る。
日本では2001年9月以降、相次いで確認されたため、全頭検査などの仕組みが導入された。
BSEにかかった牛の頭部や脊髄などを食べると人に感染する可能性があるとされるため世界的に問題になっている。
欧州では、1996年にすべての肉骨粉が使用禁止。
2003年に米国で発生し牛肉を多く輸入していた日本は大きな痛手となった。